状況証拠を押さえたい
パワハラ、セクハラ等のハラスメントの状況証拠などを押さえるために、密かに録音する方法が考えられます。
ここでは、Macrodroidのマクロを使って、スマホを表にする、裏にすることで録音の開始と終了する方法について解説します。
Macrodroidは以下のGoogle Play Storeから入手してください。
こっそり録音マクロ
以下にMacrodroidのマクロを示します。
トリガー
トリガーの条件としては、2つ設定します。
- スマホ本体を裏向きにした場合
- スマホ本体を表向きにした場合
また、スマホ本体を裏向きにしたときに録音開始させるので、この時にYoutube Musicなどが起動していないことを条件とします。
アクション
録音の開始と停止は、スマホを裏向きにした場合と表向きにした場合とでスイッチさせます。この動作の変更は、if文で実現します。
スマホ本体を裏向きにした場合
- 録音の開始(録音は停止するまで続けることとします)
- バイブレーションで録音開始したことを知らせる
スマホ本体を表向きにした場合
- 録音の停止
- バイブレーションで録音停止したことを知らせる
if文による処理のスイッチは以下のように設定します。
表向きにした場合の処理をif文以降に記載し、裏向きにした場合の処理はelse分以下に設定します。
条件
動作させる上での条件は必要ないので設定しません。
動作確認
テーブルの上にスマホを裏向きに置き、少し経った後に、スマホを表向きにして録音動作が期待通りに実現できているかを確認してください。
最後に
録音の開始と終了を区別したい場合には、バイブレーションする回数を開始と終了で変えることで実現できます。
また、バイブレーションが大きく、周りに感づかれてしまう可能性があるようでしたら、バイブレーション処理を無効もしくは削除してください。
普段からこのマクロが有効だと、意図せずに録音が開始する可能性があるため、無効にしておくのがよいかと思います。ターゲットとなるシーンが訪れそうなときにだけ、事前に有効にするのが良いかと思います。
関谷さんは、まだ密かに録音しておくことが必要なシーンに遭遇したことはありませんが、もしかしたらあるかもしれないので、マクロだけ準備して無効に設定しています。
では、今日も良い一日を。