はじめに
日記といわれると、毎日書かなければならないと思ってしまいます。
すると忘れたり、長続きしなくて自己嫌悪になってしまうことがあります。
そうではなく、思いついたことや、その日あったことや、その日の感情など、誰に向けるでもないつぶやきを、ほんの1行や2行の文章として、日々記録するということをしてみてはいかがでしょうか。もちろん、毎日書く必要もありません。書きたいと思ったときに書いておけばよいのです。
Evernoteでの日記は、余白が多くて自己嫌悪になることはありません。思いついたらメモのように記録しておくだけでよいと思います。
日記の課題
- 書くことを忘れてしまうし、続かない。
- やってて面白くない
- 他の情報とのリンクができないか、出来ても手間がかかる。
Evernoteで日記をつけるメリットとしては、以下の3点があります。
- 過去を振り返ることができる
- タグで情報を整理することができる
- 記録された内容からタスクを抽出して管理ができる
次章より、具体的に見ていきたいと思います。
日記の記録方法
Evernoteでの日記のつけ方は、日記用のノートブックを用意して記録するのがお勧めです。
「日記」のノートブックに日付ごとのノートで保存します。
そして、とにかく簡単にお手軽に日記を記録できるようにするために、PostEverとBridgeEverを活用することをお勧めします。
Evernoteを使用しても良いのですが、起動して日記を記録できる状態になるまでに、若干時間がかかります。一方、PostEverもBrigeEverのどちらも、起動すれば即記録できるようになるので、思いついたことを忘れる時間がありません。
関谷さんの使い分け方は、
- PostEverで思いつくたびにメモを記録して投稿
- BridgeEverで撮影した写真やスクリーンショット画像を複数まとめて投稿
といった使い方をしています。
どちらのアプリも、
デフォルトのタイトルを日付にして、デフォルトの保存先を「日記」のノートブックにしておく
そうすることで、投稿するだけで日記が記録される環境になります。
更に、以下のように設定します。
PostEverとBridgeEverのどちらで投稿しても、ノートのタイトルが同じであれば、一つのノートに追記する
そのための設定は以下の通りです。
- 投稿先のノートブックを「日記」に設定する
- 投稿するノートのタイトルを同じ日付フォーマット(月-日-年)に設定する(※好みで変えてください)
- 同じタイトルのノートブックが存在したら追記する設定にする
- 投稿日時と、位置情報もノートに保存する
投稿はこんなイメージになります。
こうすることで、思いついたときに思いついた内容を記録すると、一日の日記が出来上がるということになります。
そして、記録は見返すことで価値が上がります。
そのため、
毎週末に一週間分の記録を確認して、タグ付けとタスクとして抽出するものがないかを確認します。
例えば、以下のようにタスクとして抽出したい文字を選択し
「+」ボタンを押して表示されたメニューから「タスク」を選択します。
すると、選択した文章がタスクとして登録されました。
登録されたタスクは、メイン画面で「タスク」を選択することで、一覧の中に確認することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
思いついた内容を日記として、なんでも記録しておくことにすると、振り返った時にほかの情報とリンクでき、深堀することにも使うことができます。
なにより、Evernoteを確認することで記録されたことを振り返ることができると思うと、
安心して忘れることができます。
そして、Evernoteを外部記憶として効率的に使用することで、限りあるワーキングメモリを効率的に使用することにつながると思います。
では、今日も良い一日を。