はじめに
ベッドに横になってスマホで遊んでいて、眠くなったので「ベッドから出て電気を消すのめんどうだな」なんて思ったことありませんか?
夕方、家に帰ってきたときに外が真っ暗なので、「カバンに入れた家の鍵を探すのが大変よ」なんて思ったことありませんか?
荷物を持ったまま家に入る時に、玄関が真っ暗なのに両手がふさがっていて「電気をつけられないよ」なんてことありませんか?
冬になると朝が寒いので、「朝、自動でカーペットやヒーターのスイッチを入れられないかな」なんて思ったことありませんか?
家に帰ってきたら自動的に電気がつくとか、時間になったら電気がつくとか、
などなど、今回は、
時間になったらスイッチをつける
や、
人が来たらスイッチを押す
を実現できるようにします。
今回のテーマ
- スマホからスイッチをONやOFFにしたい。
- 時間になったらスイッチをONやOFFにしたい。
- 人を検知したらスイッチをONにしたい。人がいなくなったらOFFにしたい。
実現方法としては、SwitchBotの製品群を活用します。
では、どのような製品があるのかを見ていきましょう。
SwitchBotの紹介
SwitchBotには、「あとちょっとこうできればいいのに」という要望を実現できる製品が提供されています。
詳しくはSwitchBotのサイトを見ていただくのが良いのですが、
ここでは、私が生活しやすい空間を作るために活用した製品とその用途について紹介します。
SwitchBot ハブミニ
SwitchBotハブミニで出来ることは、
- 複数のリモコンをまとめられる
- スマホがリモコンの代わりになる
- 外出先からリモコン操作ができる
- 決まった時間にリモコン操作を設定できる
- 他のSwitchBot製品と連携して制御できる
です。
実際のものはこんな感じです。
手のひらに乗るくらいのサイズ感なのですが、これがとても優秀です。
さっそくテレビとLEDシーリングライトをSwitchBotハブミニ経由で操作できるようにしました。
ついでに、扇風機もリモコンで操作できたので、SwitchBotハブミニ経由で操作できるようにしておきました。
SwitchBotのアプリからはこのように見えるようになります。
SwitchBotハブミニを導入すると、このようにリモコンをまとめてスマホから操作できるようになります。
また、外出先からも制御ができるようになります。とはいえ、外出先からテレビやシーリングライトや扇風機を制御する事なんでまずないので、ここではあまりメリットを主張できる機能ではありませんね。
でもですよ、誰かが1Fのテレビを大音量で視聴していて、2Fで寝ましょうという時に、あまりの大音量に辟易して、そおっと音量を下げるなんてことができます。
うるさいからテレビの音を下げてというと逆切れするのがいるので、重宝しています。
また、ベッドのシーリングライトのリモコンを登録しておけば、ベッドで横になってスマホで遊んでいて眠くなっても、ベッドから出てシーリングライトのスイッチを押すために起き上がる必要がなく、遊んでいたスマホでSwitchbotのアプリを立ち上げて、シーリングライトをOFFにすればいいのです。
また、テレビのリモコンって手を伸ばせば届く範囲に無いことが多いですが、スマホは必ず手の届く範囲にありますよね。なので、チャンネルや音量を変えたいときに、Switchbotのアプリを立ち上げてテレビのリモコンを選択して操作します。
リモコンを取ってというと、逆切れするのがいるので、重宝しています。
同様に、暑いので扇風機をONにしたいときも、さくっっとSwitchBotアプリを立ち上げて扇風機の電源をONにします。
扇風機をつけてというと、逆切れするのがいるので、重宝しています(笑
そう、
スマホでリモコン操作できると、地味に便利なのよ。
さらに、Google Homeと連携させると、
OK Google、 リビングの電気を消して。
これで電気が消えるようになります。地味に便利なのよね。
同じことは、アレクサでも出来るようです。
SwitchBot プラグミニ
SwitchBotプラグミニは、コンセントに挿して電化製品をつなげることで、電源のON/OFFを制御することができるようになります。
また、電源のON/OFFをスケジューリングして、つけたいときに自動的につけて、消したいときに自動的に消すことができるようになります。
この機能を使って、家では以下のような使い方をしています。
- 夜間電力時間帯の夜11時から電動バイクのバッテリーを充電し、朝晩電力時間帯になる朝7時前にはスイッチをOFFにする。
- 冬場、朝6時になったらダイニングテーブル下のホットカーペットを自動でON、8時に自動でOFFにする。
夜間の安い電気料となる時間帯にバッテリーの充電をさせたいときや、朝になったら電源ON、あるいは夜になったら電源ONにしたい場合に活躍させることができます。
また、SwitchBotプラグミニの優れた点は、電力使用量を計測している事にもあります。
夜間電力を使用してバッテリーを充電している際に、どれだけの電力を使っているのかを確認したくなるものです。SwitchBotプラグミニをバッテリーとコンセントの間に入れることにより、電力使用量の履歴を確認できるようになります。
しかも、日ごとと月ごとの電力使用量を計測してくれるので、電気代がどれだけ節約できたのかを計算することができきるようになります。
見えないものが見えるようになると安心感が増しますよね。
ちなみに、電動バイクで通勤するようになったら、上に示す「1カ月の消費電力」を見ると月の電力使用量は多くても5.3kWhなので、66円(夜間電力使用量は12.48円/kWh)になりました。それまで、毎月ガソリン代に8,000円くらいかかっていたので、素晴らしい節約効果です。
SwitchBot ボット
これも優秀なのよ。
SwitchBotボットは、物理スイッチを押させることのできるロボットです。
物理スイッチを押さなければならない場合、リモート制御は諦めるものですが、このSwitchBotボットを使うことで解決できます。
家では、以下のような使い方をしています。
- 日の入り30分後に外灯のスイッチをON。
- 日の出30分前に外灯のスイッチをOFF。
夜、誰もいない家に帰ってくると、真っ暗でカバンの中に入れた家の鍵を取り出すのが大変だし、なにより真っ暗の家に帰るのがとても嫌です。でも、外灯がついていればちょっと安心しますよね。
家に帰ってくるころ合いに外灯をONにできないものかと思っていたのですが、物理スイッチを制御することができないと思ってあきらめていました。
でも、SwitchBotボットを使うことで解決することができました。
その結果、我が家の外灯スイッチはこんな感じになりました。
このSwitchBotボットが時間になるとスイッチを押してくれます。
3つのスイッチを順番にONにするように設定しています。
SwitchBot シーリングライト
SwitchBotシーリングライトを導入することで、スマホから照明のON/OFFを制御することができるようになります。
SwitchBotアプリでは、以下のように表示されます。
SwichBotシーリングライトの偉いところは、
スケジュールを組んでON/OFFを制御できます。
あらかじめ組み込まれているスケジュールがあるので、これを修正して使っても良いし、新しいスケジュールを組むこともできます。
シーリングライトをONにしたときの明るさと色合いも合わせて登録できます。
そして更に、SwitchBot人感センサーと連動させることにより、
人を検知したらシーリングライトをONにし、一定時間人を検知しなくなったらOFFにするという事ができるようになります。
更に更に、IFTTTと連携することにより、夜間に家に帰ってきたときに自動的にシーリングライトをONにすることができるようになります。これで夜に真っ暗の中に帰ってきても、玄関の照明が自動的にONになり、スイッチを探す必要もなく、安心して家に入ることができるようになります。
夜、誰もいない真っ暗な家に入るのってちょっと心細くて嫌なのよね。
中高生のお子様がいる共働きの家庭では、誰もいない真っ暗な家に子供が帰ってきても、自動的に玄関の照明がONになるととても安心してもらえるのではないかと思います。
今にして思えば、この仕組みをもっと早く導入すればよかったと思っています。
娘のなるちゃんが高校生だった時、
何でもっと早くこうしなかったのよ。真っ暗の中家に入るのが嫌だったのよ。
と、今更ながらなじられてしまいました。
SwitchBot その他の製品
家では使っていないのだけど、SwitchBotには以下のような製品もあります。
- SwitchBotカーテン
- SwitchBot温湿度計
- SwitchBot加湿器
- SwitchBot掃除機
- etc..
などなど。SwitchBotカーテンは、朝になるとカーテンを開けて、夜になるとカーテンを閉めてくれるという便利なガジェットなので、どこかで設置して試してみたいと思っています。そしたらまた紹介します。
SwitchBot温湿度計とSwitchBot加湿器を連動させて、湿度が一定以下になったら自動的に加湿器を動かすこともできそうですね。
SwitchBotの製品には、より快適な空間を作れそうなガジェットがたくさんあるので、折に触れて試してみようと思います。
まとめ
ホームオートメーションって工事や設定が難しいと思っていましたが、今はそんなことなくなりました。
SwitchBotの製品をいくつか組み合わせることで、期待通りに動くようになり、快適な生活が送れるようになります。
今回はSwitchBot製品の一部の概要を紹介するにとどめましたが、次回より、以下のようにより具体的な内容を紹介しようと思います。
- 玄関シーリングライトのON/OFF自動化とIFTTTとの連携
- 外灯のON/OFF自動化
- LEDテープライトでおしゃれな階段間接照明
ぜひお試しください。
では、今日も良い一日を。