がん治療

【がん治療】初めて受けたCT検査・MRI検査・PET検査

はじめに

2022年3月に人間ドックでがんが見つかり、治療を行いました。

5月に手術を行い、悪いところは全て摘出できました。

体もほぼ回復しましたので、

今はもう元気です。

大まかなところは、こちらの記事を参照ください。

今回は、初めてCT検査やMRI検査やPET検査を受けた時の話です。

検査機器の仕組みなど技術的なことはわかりません。そういうのを期待している方には全く参考にならないと思います。

どんなことをしたのか、その時どう思ったのかを記します。

なので、興味がある方だけ読んでいただくのが良いかと思います。

CT検査

CT検査とは

この検査は、身体を何枚も輪切りにして撮影し、それを画像処理にでつなぎ合わせ、身体の内部を確認できるようにする検査です。

下の画像のように、丸いわっかの中に身体を入れて、少しずつ身体をずらしながら撮影します。

ちなみに、下の画像は無料の画像提供サイトから取得したものです。実際のものではありませんが、機器はこんな感じです。

CT検査

検査前準備(造影剤注射)

実際に撮影する前には、血管の配置が良く見えるようにするために、身体に造影剤を100ml注入するのよ。

腕に点滴の針を刺して、撮影のためにわっかの中に身体が入る際に、ちゅーーーーって入れるのよ。

すると、腕から造影剤が入ってくるのがわかり、腕から始まって体全体がカーッって熱くなるのね。初めて受けた時は、びっくりしました。また、鼻にはツーンッって匂いがするし、なんとも嫌な感じになるのよね。

関谷さんは造影剤CTを何度も経験したけど、この造影剤の注入だけは苦手なのよね。

この時、担当の看護師さんに小学生のように嫌がって優しく諭されるのがすきなん(笑)

関谷さん

造影剤、やだやだー

看護師

大丈夫よ。すぐ終わるからねー。

看護師さんはいつだって優しく接してくれました。

本当に、ありがとうございました。

撮影

撮影自体はそんなに時間はかからず、1回の撮影がトータル3分かからないくらいでした。

また、それほど狭い空間でもないので、圧迫感はありませんでした。

わっかの中を身体が入っていき、「息を止めてください」と言われて、30秒後くらいに「楽にしてください」と言われます。

これを2回繰り返したらおしまいです。

何より、すぐ終わるのがいいですね。

検査後の画像確認

CT検査は、身体を何枚も輪切りにして撮影してそれを画像処理によりつなぎ合わせて3Dに表示できるようにする技術です。

そして、画像を確認する際は、画面に表示されている画像をマウスホイールのコロコロで体の各部分の輪切り位置を変えて確認できるようになっていました。

そして、頭から足の方までを縦に輪切りに撮影しているのに、画像処理で身体の正面から輪切りにした画像も確認できるようにもなっていました。

技術ってスゲーなーってホント思う。

ちなみに

毎回通院するたびに採血していたのよ。

でね、腕に針を刺すときに妙に痛いときと、まったく痛くない時があるのね。

何が違うんだろうと思って考えたところ、やだやだーって嫌がってみたときに、看護師さんには、諭す系、しょうがない系、我慢してね系の回答があって、我慢してね系が一番痛いことに気が付いた。

優しく諭されると脳内麻薬でも出てるのかしら(笑)

看護師さん、いつもありがとうございます。

MRI検査

手術前には患部のより鮮明な画像を撮影するためにMRIの撮影をしました。

MRI検査とは

この検査もCT検査のようにわっかの中に身体を入れて輪切りに撮影し、身体の内部を確認する検査機器です。

技術的なことはわからないので、他のサイトに任せます。

検査前準備(造影剤注射)

この検査の時にも造影剤を注入したのよね。

ただ、MRI検査の造影剤注射は、注射器があきらかにでかくて、両手で抱えるように持ってきたので、

関谷さん

マジかっ!そんなにたくさん入れちゃうの!?

っておののいた覚えがあるのはいい思い出です(笑)

もちろん、ちゅーーーって造影剤を注入すると、腕から身体全体にかけてカーッと熱くなり、一瞬、無事におうちに帰れるのかしらと不安になったりもしました。

もちろん、造影剤は腎臓でこしとられて全部しっこになって出てくので何ら問題無いそうなのだけど、普段からは想像もできないMRIのでかい機器と造影剤注射で不安になるのよね。

そんな時、看護師さんに、

関谷さん

心配すぎて泣いちゃいそうです(泣

って言ってみたら、やさしくなぐさめてくれました。

看護師さん、いつも本当にありがとうございます。

撮影

MRIの撮影には、CT検査の時のようにすぐには終わりませんでした。1回の撮影に20分くらいかかったかと思います。

また、MRIの機器は、わっかの内部が狭くてかなり圧迫感がありました。狭い空間の中にしばらく横たわっていなければならなかったので、目を開けると圧迫感を感じるので、今すぐ出ていきたくなったものです。

もちろん、そういうわけにもいかないので、ともすれば発狂しそうになるのを目を閉じてじっと我慢しました。

撮影中は、機械の音が大きいのでヘッドホンをされて、リラックスするように音楽がかかっていました。

確かに、狭い空間の中に20分もいるような状況は、音楽を聴いてリラックスでもしないと苦痛ですね。

検査後の画像確認

MRI検査の画像は見てないのでわかりません。

惜しいことしたな。

なかなか経験できないことなので、結果の画像をしっかりと確認させてもらえばよかったよ。

PET検査

手術前は、がんの場所を調べるためにPET検査も受けました。

PET検査とは

この検査についても、CT検査やMRI検査と同様に、技術的なことはよくわかりません。

説明を受けた話では、ブドウ糖にごく微量の放射線を付与した放射性同位元素を体内に30分かけてじっくり注入し、1時間くらいかけて体全体に浸透させてから撮影するとのことです。

がん細胞はぶどう糖を取り込むので、放射線を付与したぶどう糖が体内のどこにあるのかを調べることにより、がん細胞の存在する位置を特定するのですって。

検査前準備(造影剤注射)

検査の仕組みを聞くだけでざわざわするのだけど、受ける方は、まな板の上の鯉よ。

放射線を付与したぶどう糖を体内に注入するの!?なんかやだー(泣

って思いながら少しずつ注入されるのを30分我慢です。じっくりなのでなおさら嫌なのよね。

注入している間の30分は、体調に異常がないか看護師さんがつきっきりで見てくれました。

なので、当然雑談するわけよ。

痛くないけど、「痛い気がするので泣いていいですか」なんて言ってみると、笑いながらやさしく接してもらえました。

看護師さん、いつも本当に、本当にありがとうございます。

看護師さんには、いつもとても助けられています。

心理的に追い詰められて不安になっているときに、いつも優しく笑顔で接してくれて、ずいぶんと楽にしてもらえました。

これが常に機械的に処理されているような状況だと、もっとストレスを感じていたと思います。

撮影

注射が終わると撮影に入りました。

撮影自体は、CT検査の時のように、わっかの中に身体を通しての撮影で、すぐに終わりました。

MRI検査のように圧迫感があるものでもなく、時間がかかるものでもなかったので、よかったです。

検査後の画像確認

PET検査の画像も見てないのでわかりません。

当時は結構テンパッていたので、画像の確認に思い至らなかったのですが、残念です。

まとめ

今回は、いろいろ検査を受けた時に感じたことについて書きました。

初めて受ける検査は、いつだって怖く感じました。

でも、終わってみるとそれほど大したことなくて、何とかなるものです。

それに、

いつだって看護師さんが優しく接してくれて、不安な気持ちを軽くしてくれました。

検査前は情報不足・経験不足から不安になるものです。

そんなとき、看護師さんと無駄話をすることでリラックスできると思います。

機会があったら試してみてください。

では、次回につづきます。

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