がん治療

【がん治療】はじめてのがん

はじめに

2022年4月25日の記事投稿を最後に更新を行っていなかったのは、がんが見つかり治療を行っていたためでした。

最初にコメントしておきますが、

今はもう元気です。

なので、比較的明るめの話題です。

治療中は身体の回復に完全にフォーカスしていたため、なかなかブログを更新をする気になりませんでした。また、定期的に読んでいる読者もいなかったので、しばらくほったらかしにしていました。

現在は、5月2日に手術を受けてから4ヶ月以上経過し、かなり回復しました。

そして、日常生活がほぼ元通りに送れるようになり、毎日ジムでランニングと筋トレができるまでになったので、これまでに起こったことや、感じたことなどをまとめて記事にしておくことにしました。

ほぼほぼ個人的な記録で雑記になると思うので、同じような経験をされる方の参考にはならないと思います。

これから何回かに分けて記事を起こそうと思います。

今回は、3月から9月までに起こったこと、その中でもがんの発覚までについてを書こうと思います。

これまでの経緯

まずは、3月末の人間ドックでがんがあることを見つかってから現在に至るまでを時系列でまとめます。

3月 (がん発覚〜精密検査)

  • 2022年3月9日 人間ドック 超音波エコー診断で肝臓に腫瘍の影あり。便潜血あり。
  • 2022年3月18日 CT検査、X線検査
  • 2022年3月22日 大腸内視鏡検査
  • 2022年3月25日 MRI検査
  • 2022年3月20日 外来診察 横行結腸がん、肝臓に転移していて摘出手術が必要と診断

4月 (手術のための検査)

  • 2022年4月1日 PET検査
  • 2022年4月12日 CT検査
  • 2022年4月26日 外来診察 PET検査、CT検査の結果確認

5月 (手術入院〜退院)

  • 2022年5月1日 入院
  • 2022年5月2日 手術
  • 2022年5月14日 退院
  • 2022年5月24日 外来診察 退院後経過確認、抗がん剤治療計画

6月 (抗がん剤治療開始)

  • 2022年6月9日 抗がん剤治療 1クール目(入院)
  • 2022年6月30日 抗がん剤治療2クール目

7月 (肺炎と血栓で再度入院)

  • 2022年7月14日 肺炎及び血栓のため緊急入院
  • 2022年7月21日 退院
  • 2022年7月28日 抗がん剤治療 3クール目

8月 (退院後経過確認)

  • 2022年8月9日 CT検査、血液検査
  • 2022年8月23日 血液検査 血小板が少ないため4クール目の抗がん剤治療延期

9月 (抗がん剤治療継続)

  • 2022年9月1日 抗がん剤治療4クール目
  • 2022年9月22日 抗がん剤治療5クール目

がんの発覚

はじめに、みなさん年に1回の人間ドック受けていますか?

と、聞いているのは、

関谷さんのがんは、人間ドックで見つかった

からです。

もちろん、関谷さんも毎年人間ドックを受けていました。

しかし、数年前から結果に「便潜血」が検知されていましたが、ひどい痔持ちだったので、痔による出血とばかり思い数年放置していました。

そして、2020年に痔がひどくなり、とうとう座っているのが苦痛になったことから、痔の手術を行いました。これで翌年の人間ドックで便潜血は無くなるだろうと思っていました。

ところが、翌年2021年の人間ドックではやはり「便潜血」が検知されてしまいました。この時点で、おかしいと思い、精密検査をしなければならないとは思っていたのですが、仕事が忙しくて精密検査を二の次にしていました。

今にして思えば、これがいけなかった。

すぐに精密検査で大腸内視鏡検査を受けていれば、もしかしたら大腸がんだけで済んでいたかもしれませんでした。

ところが、年単位で放置していたことにより、大腸がんだけでなく、肝臓にまで転移していたのがわかったのが、今年2022年の人間ドックでした。数年かけて、がんを育てたという事になります。

これを読んでいる皆さんに、ホント伝えたいことはこれです。

人間ドックの結果で要精密検査となったら、自己判断せずに最優先で検査を受けましょう。

ホントこれです。3年前の自分に何かできるのなら、殴ってでも病院に連れて行って精密検査を受けさせます。

人間ドックでの検査

人間ドックでがんと思われる影を見つけ、精密検査に至るまでは以下の通りでした。

各種検査を流れ作業のように消化する中で、超音波エコーの診断で腫瘍と思われる影が見つかりました。

超音波エコーも最初のうちは順調に画像を撮影していたのですが、あるところから、検査担当の方が明らかに無言になり、何かを何度も確認するかのように画像を撮影するようになりました。その場で何かを言われたわけではなかったのですが、何か良くないものを見つけたのだろうと簡単に想像できました。

関谷さん

どうでしたか?

医師

まだわかりませんが、全ての結果がそろってから診断いたします。

関谷さん

(よくないものが見つかったんだな・・・)

不安になりながらも残りの検査項目を消化していると、いつもなら医師の診察が一番最後になるはずなのですが、今回は検査項目を消化している途中で医師の診察が入りました。

どうやら、超音波エコーの画像に写っていた良くないものをすぐに確認するために、血液検査と便検査が出るまで引き止めるために医師の診察が入ったようでした。

血液検査と便検査の結果はすぐに出ました。結果は良くなくて、がんがあることを裏付けるものばかりでした。

そして、より詳しい内容については、後日精密検査で確認することとなりました。

人間ドックの結果は1カ月後となり、それまで精密検査を待つことはできないので、すぐに確認しましょうという事になりました。そして、その場で翌週にCT検査と大腸内視鏡検査の予定が組まれました。

この段階で、大腸に影があることと、肝腫瘍と思われるものが見つかったと言われていました。

大腸内視鏡検査とCT検査の結果を確認しないとなんとも言えないと言われたのですが、検査結果がどう出るのかわからずガクブルでした。

各種検査の結果

人間ドックを受けた翌週にCT検査、X線検査、大腸内視鏡検査を受けました。

X線やCT検査の結果、大腸に何か影があるのはわかっていました。それが何なのかを目視で確認するための検査でした。

大腸内視鏡検査を受けたのは初めてでしたので、お尻から内視鏡を挿入して検査することに、痛くないのかしらとガクブルでした。でも、内視鏡が入ってくると確かに違和感はありましたが、耐えられない痛みがあるわけでもなく、すんなりと内視鏡は大腸に入っていきましたのでちょっとほっとしました。

そして、X線とCT検査で何かがある場所周辺をくまなく確認したところ、大きなおできなようなものがありました。そして、このおできから、ちろちろと血が流れていました。

この時は、内視鏡のカメラ画像を医師と一緒に見ていたので「大腸にでかいおできがあるな。」くらいにしか思っていませんでした。痛みなどの自覚症状はなかったので、それほど気にはしていませんでしたが、医師が真剣な表情だったので良くないものなのねとは思っていました。

そして、細胞検査をするために少し組織のサンプルを切り取り、手術する際の目印になるようにおできの場所に刺青が入りました。

一通りの大腸内視鏡検査が終わり、医師の診断を受けました。この際に初めて、大腸がんだと説明を受けたました。この時は、自分ががんになるとは思いもしていなかったので、現実を受け入れるまでに少し時間がかかりました。そして、大腸がんが転移して肝臓にまで影響を及ぼしているという事を聞いたときには、やはり受け入れるまでに少し時間がかかりました。

最終的には、検査の結果「横行結腸がん」、そして「多発転移性肝がん」という診断となりました。

まとめ

今回は、がんが発覚したところまででした。

繰り返しますが、これを読んでいる読者のみなさまにこれだけは伝えたい。

定期的に人間ドックを受けましょう。そして、要精密検査になったら最優先で検査を受けましょう。

手遅れになる前に処置することで、助かることがあります。

今回の関谷さんは、なんとか滑り込みセーフみたいな感じでした。

まだ生きていますからね。

では、次回につづきます。

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