関谷さん

昔話 90'sからの所有端末変遷(3)-2010年代

はじめに

1990年代、2000年代に続いて、2010年代に所有していた端末について紹介します。

この頃にあったことで覚えているのは、以下の通りです。

  • iPhone3GSがソフトバンクからリリース。ビックウェーブさんの「乗るしかない。このビックウェーブに!」というセリフは記憶に新しいですね。iPhone 3Gのリリースの時でしたっけ。
  • iPadやGALAXY Tabなどのタブレット端末が発表されて、この頃から電子書籍や電子新聞などのメディアが紙媒体と同様にリリースされるようになっていきました。
  • Android端末のもっさり感がなくなり、ぬるぬる動くようになったのがこの頃でした。関谷さんは、2010年半ばには高額なiPhoneに辟易したので、Android端末に走りましたね。
  • ビットコインの取引所だったマウントゴックスが、ハッキングにより大量のビットコインを損失して破産となりました。当時のビットコイン価格は20,000円くらいだったので、失っても後悔しない程度として5ビットコインを買おうと思って忘れてしまいました。この時買っておけば、今はどうなっていたことでしょうね。
  • 仮想化技術が発達し、VMWareやVirtualBoxを使うことでPC上で複数OSを起動できるような仕組みができました。Windows上でLinuxを2つ動かして、通信ソフトを作成するなどやっていましたね。
  • 光回線が一般家庭に行き渡ったのも2010年代でした。

では、見ていきましょう。

所有端末変遷 2010年代

2010年~ iPhone 3GS

2009年にソフトバンクからiPhone 3GSが日本で発売されてから、しばらく静観していました。お高い買い物だし、有効に使えるのかよくわからなかったこともあり、まとまったレビューが集まるまでは情報収集のみにしておこうと思っていました。この辺は関谷さんコンサバな日本人よねと思います。コスパと欲求が一定値を超えるまで静観していたってことです。

でも、ソフトバンクに展示されている端末を手に取っていじってみると、手になじむサイズ感だし、電話、メール、Webそれと各種アプリのアクセスが容易で使い勝手がよさそうじゃないという事がわかりました。そしたら購入までは早かったですね。次の日には注文して、手元に届いたのはその2週間後だったかな。当時、iPhone 3GSを扱っているのはソフトバンクだけだったのよね。他の携帯電話会社はアンドロイド端末を扱っていたのですが、触ってみるともっさりするし、使い勝手が悪そうでした。一方、iPhone 3GSは、それはもうぬるぬる動くのよ。アンドロイド端末との技術の差は歴然としていましたね。

また、これまでの携帯電話では、Webブラウジングもメール確認も確かにできたけど、いろいろな制限の中で使わないといけなかったし、やっぱり少しもっさりしていて、データを読み込む時間にイラつくことも多く、窮屈な使い勝手だったのよね。それがiPhone 3GSで全部取っ払われたので、ご機嫌に使える端末でした。

GPSが付いた端末を持ったのは初めてだったので、地図上に自分の位置が表示されるという経験をしたのもこれが初めてでした。この機能がとても重宝しました。都内に初めて打ち合わせに行く場所などは、これまで会社で地図を印刷してカバンにしまって要所要所で印刷した地図を確認しながら移動していたので、最初に自分のいる場所が紙の地図のどこなのかを確認する必要がありました。でも、iPhoneの地図を見れば自分の場所はすぐわかるし、目的地までのルートも出してくれるという便利なものでした。旅行に出た時にも重宝しました。

ワイシャツの胸ポケットに入るサイズ感だし、取り出してすぐにメモも書けるし、地図も確認できるし、電車の乗換案内もすぐに確認できるし、Webで簡単な調べ物ができるし、電子書籍もこの頃から読めるようになってきました。もうこの端末さえあれば、どこにでも行けるのでは?と思ったくらい便利に使うことができました。

未来に近づいたと感じた一台でした。関谷さんのベスト端末4位です。

2012年~ iPhone 4S

iPhone 3GSは通信回線が3G回線でしたが、iPhone 4になってからは、より早い4G回線が使えるようになりました。すぐに乗り換えようかと思ったのだけど、ちょっとお高くて、すぐに次の機種が出そうな雰囲気だったので1年くらい待った覚えがあります。

確か、ソフトバンクから機種変更キャンペーンがあり、それに乗じてiPhone 4Gを手に入れたのだと思います。

iPhone 3GSよりもよりぬるぬる動くようになったし、通信速度が速くなったこともあり、必要な情報にサクッとアクセスできるようになりさらにご機嫌になった端末でした。

この頃、iPhoneアプリを開発しましょうと思ってMacBookを13万で購入し、開発者として登録し勉強に励みました。開発者として登録するだけで年間8,000円かかるのはどうなのさ?と思ったけど、魅力的なアプリを開発して、ひと山当てるのよ、なんて思って登録しました。ところが、本業が月の残業160時間以上なんてブラックすぎて十分な開発時間が取れなかったし、何より、家に帰ってきたら何もする気が起きなかったので、毎年8,000円捨てていました。今にしてみればとても残念です。

iPhone 3GSの上位で、関谷さんのベスト端末3位です。

2015年~ ASUS ZenFone2 ZE551ML-RD32S4

iPhone 5Sの購入を検討していたのですが、あまりの高さに辟易して、アンドロイド端末でも機能が同じなんだからいいのではないか、と思い手にしたのがASUSのZenFone2でした。

外装がプラスチックでちょっと安っぽいのだけど、お値段が2万円台であり、iPhone 5と比べ物にならないくらい安かったのね。欲しい機能が同じで、昔と違ってアンドロイド端末もぬるぬる動くようになったので、これはイイと思いさっくり購入しました。この頃になると、月額2000円くらいで契約できる格安SIMが出てきたこともあり、ドコモ、ソフトバンク、auなどのキャリアと契約して月に1万円も支払わなくても良くなっていたこともあり、SIMフリー端末を購入することに決めました。この頃はまだiPhoneはSIMフリー対応されてなかったのよね。

この端末に変えてからすぐにソフトバンクとの契約は解約しました。2年契約の縛りがあったので、途中解約のペナルティが取られましたが、月に8000円近く安くなるので、全く問題ありませんでした。また、解約するとこれまで貯めてきたポイントと、解約手数料合わせると13,000円分の権利が無くなるのよ、なんて引き止められましたが、SIMフリー端末と格安SIMに移行すると2カ月で元が取れるので全く問題ありません、と解約手続きをしてくれたおねいさんに説明すると、「なんですかそれ、詳しく教えてください」と、逆に食いつかれました。格安SIMがまだ広く認知されていませんでしたからね。もちろん詳しく教えました。

これ以降はもうiPhoneには見向きもしなくなりました。だって、欲しい機能が同じなら安い方を選ぶじゃないですか。関谷さんは合理主義なので、ブランドイメージや所有欲なんてこれっぽっちもありませんし。

初めてのアンドロイド端末でしたが満足した端末でした。

2016年~ ZTE AXON mini

ZenFone2のバッテリがへたってきて、充電が1日もたなくなったので変えたのがこのZTEから出ていたAXON miniでした。

この端末を選んだのは、CPU性能(Snapdragon 615、オクタコア)、画面解像度1920×1080、SIMフリー端末であること、ハイレゾ機能が付いている事でした。

ZenFone2とあまり変わり映えのない端末でしたが、サイズが一回り小さくなり、ワイシャツの胸ポケットに入れても邪魔にならないサイズと重量感に満足でした。今にして思えば、可もなく不可もないあまり思い入れのない端末でしたね。

可もなく不可もない、おりこうさんな端末でした。

2018年~ ASUS ZenFone5 ZE620KL

AXON miniのバッテリがへたってきて、充電が1日もたなくなったので変えたのがこのZenFone5でした。

Snapdragon 845のオクタコアで、6.2インチの画面サイズに2246×1080の高解像度、背面カメラ1,200万画素、全面カメラ800万画素で4K撮影にも対応という充分な仕様でした。サイズも小さく重量も軽く、ワイシャツの胸ポケットにもちろん入るサイズなので、とても満足な使い勝手でした。

スマホは使い始めてから2年も経過すればバッテリがへたってくるし、何より最新版のスマホの性能が全然変わるので、2年くらいの周期で端末を変えるのは悪くないかもと思い始めたのがこの頃です。端末の性能が年々上がるので、2年前の端末と最新版の端末では、欲しい情報へのアクセス速度やアプリの応答速度がまるで違うので、間違いなく定期的に交換していった方がいいな、と認識したのもこの頃です。個人事業主をやっていれば、端末は経費にできますしね。

バッテリさえへたらなければ、もっと長く使っても良かったと思っている一品でした。

5万円でこの性能が手に入るのは素晴らしかった。コスパが激しく良く、これが関谷さんのベスト端末1位です。

まとめ

FaceBookやTwitterなどのSNSが一般的になったのもこの頃で、通信インフラの発達と共ににコンテンツが充実し、アクセスするための端末が発達していった年代でした。まさに、現在に至るインフラが出来上がった年代でもありました。

携帯端末さえあれば必要な情報はほぼすべて手に入れられる状況にまでなりましたね。

今後の発展は、機能重視よりもコンテンツ重視の方向に進むのでしょうね。

では、今日も良い一日を。

-関谷さん
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