はじめに
外出した時に、自宅の鍵のかけ忘れを心配したことはありませんか?
鍵の開け閉めに注意を払うことに鬱陶しさを感じたことはありませんか?
子供に自宅の鍵を渡すことが心配になることはありませんか?
そもそも、鍵は邪魔だし、失くした時のリスクを考えると持ち歩きたくないと思いませんか?
スマホで鍵の開け閉めができるようにならないかと思ったことがありませんか?
今回からのシリーズでは、CANDY HOUSE様がリリースしているセサミ4を使用して、自宅の鍵をスマホから開け閉めできるようにしたり、オートロックにしたり、リモートから鍵を操作できるようにする「自宅鍵のスマートロック化」について紹介します。
という事で、今回の課題はこれです。
今回の課題
- 自宅の鍵を持ち歩きたくない。
- 自宅の鍵をオートロックにしたい。
- 自宅の鍵が閉まっているかをスマホから確認できるようにしたい。
- 自宅の鍵をリモートから開け閉めできるようにしたい。
- 夜になったら自動的に鍵を閉めるようにしたい。
今回は、まずCANDY HOUSE様の最新版であるセサミ4について紹介いたします。
セサミ4の紹介
セサミ4は、手回し式の一般的なカギに後から設置することで、スマホから鍵をコントロールできるようにする機器です。
実現できる環境は以下の通りです。
- スマホから鍵を開け閉めできるため、鍵を持ち歩かなくてよくなる。
- オートロックを実現できる。
- 合鍵も作ることができる。
- 鍵の開け閉めの履歴が確認できるようになる。
- NFCタグでも鍵の開け閉めができるようになる。(オプション)
出かけるときにスマホを持ち出さないことはまずないと思います。
なので、スマホで家の鍵を開け閉めできるようになると、
物理キーを持ち歩く必要がなくることで、持ちものが減り、外出時に置き忘れるリスクも無くなる。
素晴らしいですね。
これでお値段は1万円しません。
使い勝手は?
これは便利よ。ほんと便利なのよ。
2019年にセサミ4の前の製品であるセサミminiを購入して使っていました。
鍵をスマホで開け閉めするのなんてそんな利点なんてないと思うでしょ?
それがそんなことなくてですね、
出かけ先で
家の鍵を閉めたかわからなくて家に戻って確認しないと心配。
そんな時でも、手元のスマホで鍵の状態を確認することができます。
鍵を忘れても
家の鍵を持って出るの忘れて家に入れない。
なんてLINEが来たら、手元のスマホで鍵を開けてあげればよいのです。
不在時に来客があっても
友達や彼氏彼女、あるいは祖父さんや祖母さんが家に来たけど、誰もいなくて家に上がって待っていてもらいたいとき。
連絡をもらえれば手元のスマホで鍵を開け、家で待ってもらうことができます。
小学生の子供に鍵を持たせたくない
家に帰ってきたら連絡するルールにする。
連絡が来たら手元のスマホで鍵を開けることができます。
この連絡にスマホを持たせても良いのですが、自宅の呼び鈴をGoogle doorbellに変えることにより、手元のスマホで子供が帰ってきたことを確認して鍵を開けることができるようになります。
鍵をオートロックにしたい
鍵を閉めるのはもう面倒だから、いっそのことオートロックにしたい。
そんな時は、設定で鍵を開けてから一定時間後に自動的に施錠することができます。
不在時に宅配便の配達が来たら
Google doorbellが設置してあると、どこにいても来客の通知を手元のスマホで受けることができます。
来客が宅配業者だったら、手元のスマホで開錠して荷物を玄関に置いてもらうことができます。
その後、同じく手元のスマホで施錠すればよいですね。
不在票の対応が減るし、自宅に帰れば荷物が届いているしで、宅配業者も利用者もWIN-WINです。
布団に入ってから施錠したか心配になったら
「OK Google、鍵を閉めて。」
「はい、鍵を閉めました。」
これで鍵が閉まります。
想定外の開錠があったら
誰かが鍵を開けたらLINEに通知することができます。
最近の空き巣は玄関から侵入するそうなので、誰も帰ってこないはずの時間に鍵が開いたらすぐに通報することもできますね。
とにかく全てスマホで制御したい
とにかくもう、こまごまとした持ち物を持ち歩きたくない。全てスマホで制御したい。
そんな時、セサミ4が貢献します。
セサミ4
物はこちらです。Amazonからも購入できますが、販売元からの方が安いのでこちらからの入手がお勧めです。
インターネット経由で鍵を制御するときにはWifiモジュールも必要ですので注意ください。
Wifiモジュールを含めて1万円以下でオートロックと、鍵のリモート制御ができるようになるので、コストパフォーマンスはとても良いと思います。
注意点としては、
スマホから鍵を制御できるようになるので、他人がスマホのロックを外せないようにすることは必須です。
です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
セサミ4を使うことで手動のドアロックを自動ロックに変えられて、更にリモートからの確認操作ができるようになります。
鍵の状態をどこからでも確認できるので、閉め忘れを確認できるだけでなく、閉め忘れていてもリモートからロックできるようになるので、心配することが無くなり安心ですね。
次回以降、以下の紹介をする予定です。
- 設置と設定について
- IFTTTを使って鍵の開け閉めした時にLINEに通知
- Google Apps Scriptを使って夜になったら自動的に施錠
- Google Apps Scriptとmacrodroidを使い、更に簡単にスマホから鍵を操作
楽しみにしてください。
では、今日も良い一日を。