スマホ紛失!?
この前、深酒して帰り道にカバン置き忘れたじゃない。
そうね、警察に届けてもらったものね。
ね。その時は失った物がなかったからよかったのだけど、また置き忘れた時のために、せめてスマホが探せるようにしてみたのね。
そうなん?なるは、置き忘れしないけど、もしも時のために探せるようにして!
SMS受信でアクション実行
家の中か、外か、どちらに置き忘れてもスマホのある場所を確認したいので、スマホに次のアクションをさせることを考えます。
- 音で場所を認識できるように、アラームを鳴らす。
- 光で場所を認識できるように、ライトを光らせる。
- 振動で場所を認識できるように、バイブレーションする。
- 遠く離れている可能性があるので、位置情報をメールする。
これらのアクションを、SMSで特定の文字を受信したら実行するように考ればよいので、Macrodroidを使い、以下のマクロを設定すればOKです。
このマクロの処理を簡単に説明すると、以下の通りです。
トリガー
「ringringring」の入ったメッセージをSMSで受信したらアクションに定義されている処理が動きます。
どんな文字を受信したらアクションを動かすのかは、好みなので自由に変更できます。ただ、「Hi」や「Hello」等、短い単語や、よく使われる単語は誤動作を招く可能性があるため、避けるのが良いかと思います。
トリガーに送信元の電話番号を指定していませんが、セキュリティに不安があれば、送信元電話番号を指定してください。
アクション
トリガー条件が成立したら、次のアクションを実行します。
- 音量を100%に変更し、アラーム音を気づきやすくする。
- GPSでスマホの位置を取得し、指定したメールアドレスに送信する。
- 以下、⑨までを5回繰り返す
- バックライトを光らせる
- 2秒スリープ
- アラーム鳴動
- バイブレーション
- バックライトを止める
- 2秒スリープ
ここでは5回繰り返していますが、繰り返し回数は試して調整しましょう。何回も繰り返すと、やかましいので5回くらいなら許容範囲かと。
条件
実行時に特に条件付けする必要はないので設定しません。
動作確認
トリガー、アクション、条件の設定が完了したら、実際にほかの端末からSMSを送信して動作を確認してみましょう。
意図しない動作をする場合は、少しづつ設定を変更し、想定通りの動作をするように確認することが重要です。
最後に
アラーム鳴動は、周りに人がいる場合、何回も繰り返すと驚かれたり、煩くて嫌がられるかもしれません。特に、どこにあるのか全く分からない場合は、音を鳴らしたり光ったりして、第三者に気づかれると盗難の恐れもあります。
位置情報を知るだけであれば、Macrodroidを使わなくても、他の端末から自分のGoogleアカウントにログインすれば、GoogleMapで確認できるかと思います。今回紹介したマクロを実行してスマホのある場所を確認する前に、GoogleMapで位置を確認するのが良いですね。
では、今日も良い一日を。