はじめに
IT技術の発達により、製品そのものの技術向上だけでなく、製品の企画・設計・製造それぞれの工程においてIT技術が生かされ、結果としてさまざまな魅力的な製品が世の中に出回っていますよね。そんな背景で作られた新しいガジェットの記事を見ているだけで半日は時間がつぶせます。
洗濯機、エアコン、掃除機などの白物家電にしても技術の発展がすさまじく、機能が向上しているのは当たり前で、更に低消費電力で、より顧客に訴求できる製品がリリースされています。
これらの製品を買い替えるのには、メーカーサイトやブログ記事、口コミ情報、価格情報など、たくさんの情報を収集し、予算と費用対効果を吟味するかと思います。
また、購入後は次に購入する際の参考資料やメンテナンスのために、購入判断のポイント、レシート、保証書、取扱説明書、使用レビュー、使い続ける中で出てくる問題点などをメモしていると思います。
そして、購入前の情報収集、最終的な購入判断、購入後の記録整理は、やっぱりEvernoteが最適と考えます。
本日の課題はこれです。
購入品記録の課題
- 思い付きで購入してたまに後悔する
- 保証書や取扱説明書をなくす
- 購入後に記録を取るのがめんどくさい
では、次章から見てみましょう。
購入品記録
購入前の情報収集
高価格な品物や、PCやスマホや、家電特に大物家電を購入する際は、Webの口コミを確認したり、リアル店舗で価格や製品特徴など調査を十分にして購入の判断をすると思います。これらの調査情報はとにかくEvernoteに放り込み、あとで見直すことで、最終購入判断に役立てます。
気になるWebの商品紹介やレビューをEvernote Web ClipperやPocketなどを使ってEvernoteに流し込みます。
リアル店舗に情報収集に行った場合には、ターゲット商品の価格の写真や店員さんから得られた情報をEvernoteに記録しています。
時間のある時に、
- 関連ノートに商品名などでタグ付けして同一情報を検索しやすくする
- 比較する製品の機能差と価格差を抽出してノートにまとめる
- 購入する上での予算計画をノートにまとめる(ボーナス一括、分割購入等)
など行います。
より合理的に購入判断を行うには、これらの情報整理を行うことをお勧めします。
購入後の記録
購入後の記録としては、以下5点です。
- 購入場所
- レシート
- 保証書
- 取扱説明書
- 初期設置状況写真
Evernoteで自動的に取り込む方法として、
リアル店舗で購入の場合は、写真を撮影して残します。もちろんレシートも記録として残します。
楽天市場やAmazonなどのECサイトでの購入の場合、購入確認メールをEvernoteに自動転送してノートを作成します。
です。
また、
保証書や取扱説明書は、写真やスキャナで撮ってEvernoteに流し込みます。
スキャナで取り込むとさらっと書いていますが、富士通のScanSnapを用意するのを強くお勧めします。これ一台あるだけで、ほぼすべての情報の電子化と一元化を実現することができ、情報を探すときの一括検索の範囲を広げることができます。
ごきげんな環境になること確実です。だって、書類をそろえて取り込みボタンをピッて押すだけで、Evernoteに取り込まれて、PCやスマホやタブレットやネカフェのPCからアクセスできるんですよ。しかも文書の中まで文字検索の対象になる。これホントすごい。
スキャナの利用については、別途説明します。
初期設置状況写真は、掃除などで一時的にどかして元に戻す場合や、外観による経年劣化の確認と次回の購入時期の判断などに使います。
週末の作業
購入前検討、購入後検討、その後のメンテナンス等で時間のある週末などに以下の作業を行います。
- 商品名で収集したノートのタグ付け
- 他の情報とのリンク付け
- 購入前であれば、予算計画と購入判断
- 購入後の使用感、追加情報など追記
要するに、集めた情報を整理しましょうということです。
まとめ
価格の大きい商品になればなるほど、購入判断の責任が大きくなり、情報収集の重要性が上がります。
そのため、
- 購入前の情報収集
- 購入時の記録
- 購入後の記録
この3点における記録をEvernoteに残しておくことで、今後に役立てることが可能となります。
では、今日も良い一日を。