はじめに
こんなことありませんか?
- 状況や状態を説明するために撮影した写真が、どのような意図で撮影したのか振り返った時にわからなくなることありませんか?
- 電子化の利便性にあやかりたくて、書類や名刺などなんでも写真で残すのですが、綺麗に撮影できず斜めになったり不要な部分があったり、見栄えが良くないことがありませんか?
- 保存用に資料の写真を撮りますが、撮影した資料の内容を検索したいと思ったことはありませんか?
- 保存用に撮影した名刺の連絡先を自動で抽出できないと思ったことはありませんか?
わかります。それ、関谷さんも何とかならないものかと常日頃思っていました。
つまり、写真で撮った記録には以下の課題があります。
写真記録の課題
- 写真に説明を追加できない
- 書類を綺麗に撮影できない
- 画像中の文字を検索できない
- 名刺の連絡先を自動抽出できない
これらの「できない」は、Evernoteでは「できる」になります。
写真記録の集約
写真を撮影してノート追加(Evernote)
スマホのEvernoteアプリの写真撮影の優秀な点は、
写真、書類、名刺を自動認識してノートに追加できる。
名刺の自動認識については、名前、会社名、連絡先も識別してくれます。
まあ、いつも正しく識別されるわけではないのですが、それは愛嬌ということで。
書類の自動認識については、
必要な部分がトリミングされ、ゆがみが補正される。
つまり、書類を多少斜めに撮影しても、必要な部分だけを四角に切り取り綺麗に補正してくれます。素晴らしいよね。
無造作に置かれた資料を写真で撮ると、
このように必要な部分を切り取り、綺麗に整形してくれます。
写真を撮影してノート追加(PostEver/BridgeEver)
PostEverの場合
カメラのアイコンをクリックすれば写真を撮影できます。
もちろん、メモも一緒にノートに記録されます。
BridgeEverの場合
クリップのアイコンをクリックすると添付するメニューが開きますので、cameraを選択することで撮影した写真を添付できます。
PostEver同様、メモもノートに一緒に記録されます。
画像ファイルを指定してノート追加
PCアプリで編集する際には、ノートにドラッグアンドドロップするだけで追加できます。
とても簡単ですね。
具体的な用途
関谷さんが写真に残している主な用途は以下の通りです。
- ランニングマシンの利用記録(時間、走行距離、消費カロリー)
- 車の燃費とガソリン代記録(トリップメーターとレシート)
- 購入品記録(購入したものの写真)
- 片づけ記録(片付いた状態を記録)
- 読書記録(紙の書籍の写真とメモ)
- 行動記録、旅行記録(訪れた場所の写真とコメント)
ScanSnapで紙資料をスキャンする前は、領収書や納品書なども写真を撮って保存していました。
ちなみに燃費記録はこんな感じで撮っています。燃費の計算とタグ付けは週末に行います。
また、検索すると以下のように写真中の文字も検索対象になっているのがわかります。(※「出光」を検索した結果)
まとめ
画像の情報量はとても多く、文章として残すよりも明確かつ容易に伝えることのできる手段として優秀です。
ですが、撮影した時の意図がわからなくなることもあるので、ほんの少し追加して整理するだけで、更に情報価値を上げることが可能になります。
Evernoteは、収集した情報の価値を上げるためのツールと考えると、他に変わりがないほどに使い勝手がよいツールだと考えます。
また、過去の情報を振り返った時がまた楽しいのよね。
関谷さんは年末休暇に入ると、一年の振り返りとして一年分の情報を見直して、翌年の目標や戦略立案に役立てています。
これが本当に楽しいのよ。一年こうやって生きてきたんだ~、と感慨深くなるのよね。
参考になればうれしいです。
では、今日も良い一日を。